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ミリスチン酸イソプロピル:コメドジェニック評価 5/5

結論をひとことで

はい — ミリスチン酸イソプロピルは化粧品成分の中でも最もコメドジェニックな部類で、評価は 5/5 です。製品を軽い使い心地にし伸びを良くするための合成エステルで、吹き出物を誘発することは多くの文献で確認されています。

コメドジェニック評価

5/5

刺激性評価: 3/5

役割

Solvent · Synthetic ester

ミリスチン酸イソプロピルとは

ミリスチン酸イソプロピル(略称 IPM)は、イソプロピルアルコールとミリスチン酸から作られる合成エステルです。他の成分を溶かし、べたつきを減らし、さらりとしたシルキーな後触感を与えるため、処方設計者に重用されています。だからこそ「軽い付け心地」をうたう製品どころか、「オイルフリー」をうたう製品にまで幅広く登場するのです。

浸透促進剤としても使われ、有効成分が肌の外層を通り抜けるのを助けます。この、毛穴(毛包)の中へ入り込む性質そのものが、詰まりやすい肌にとっての問題源になります。

毛穴詰まり評価が 4-5/5 になる理由

ミリスチン酸イソプロピルは古典的なコメドジェニック尺度の最大値に位置します。パッチテストの文献では、あまりに確実にコメドを作るため、陽性対照(研究のために意図的に毛穴を詰まらせる目的で塗布される物質)として使われたほどです。

このエステルは分子が小さく油性のため毛穴に容易に入り込み、皮脂や古い角質と混ざり合います。その結果が、新しい製品を使い始めて数週間後に頬や額に現れる、細かいサンドペーパー状の閉鎖コメド(白ニキビ)です。

注意が必要な人

ニキビのでやすい肌は、IPM を最優先の回避成分として扱うべきです。とくに洗い流さない(leave-on)製品で注意が必要です。厄介なのは、主役成分として表記されることがほとんどなく、ファンデーションや下地、シルキーな付け心地の保湿剤の成分表の中盤に隠れている点です。まさに人が最も信頼するタイプの製品で起こります。

吹き出物が深くて炎症を伴うタイプではなく、小さくて均一で触れるとざらざらするタイプなら、スキンルーティン全体を疑う前に、最近使った製品にミリスチン酸イソプロピルが含まれていないかを確認してみてください。

肌にやさしい代替品

ジメチコン、スクワラン、トリエチルヘキサノインで伸びを稼ぐ処方なら、詰まりやすい肌にははるかに安全です。よく似た 2 つの製品を比較するときは、成分表の前半に IPM がない方を選ぶことが、ニキビのでやすい肌にとっての基本の選び方になります。

よく含まれる製品

  • ファンデーション・メイク下地
  • 軽い付け心地の「オイルフリー」保湿剤
  • 顔用セラム・フェイスオイル
  • 顔に触れるヘアセラム
  • 医薬品ローション・浸透促進剤

よくある質問

ミリスチン酸イソプロピルとイソプロピルアルコールは同じもの?

いいえ。イソプロピルアルコールは乾燥性の溶剤、ミリスチン酸イソプロピルは乾燥作用のない油性エステルです。名前の一部を共有しているだけで、それ以外の共通点はありません。IPM は毛穴を詰まらせ、アルコールの問題は毛穴詰まりではなく刺激です。

「オイルフリー」製品にミリスチン酸イソプロピルが入っているのはなぜ?

「オイルフリー」は通常、植物油や鉱物油が入っていないことを意味するのであって、毛穴詰まり成分が入っていないことではないからです。IPM は油ではなく合成エステルなので、マーケティング上のフィルターは通過しつつ、コメドジェニック尺度では 5/5 の評価を持ちます。

ミリスチン酸イソプロピルで吹き出物が出るまでどのくらいかかる?

通常、毎日使って 2〜4 週間です。この程度の期間が空くため、新しい製品と吹き出物が結びつけて考えられがちです。閉鎖コメドや小さく均一なブツブツが典型的なサインです。

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